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リバースモーゲージのメリット・デメリットとは?(後半)
カテゴリ:不動産の知識  / 投稿日付:2024/04/12 00:00

皆様、こんにちは。


今回のブログテーマは「リバースモーゲージのメリット・デメリットとは?(後半)」です。


リバースモーゲージは家を担保に金融機関からお金を借り入れる方法のことで、

住み慣れたご自宅を売却せずに資金を得ることができます。

しかし、資金の使用目的が制限されているなど、特徴をよく知っておくことが不可欠です。

本ブログではリバースモーゲージとリースバックの違いについて解説します。




リバースモーゲージとリースバックの違い


リバースモーゲージと似たサービスとしてリースバックというものがあります。
リースバックとは家などを不動産会社に売却し、売却後も賃貸契約を交わすことで、住み続ける資金調達の仕組みのことです。
家を活用した資金調達としては同じですが、2つの方法には以下の違いがあります。


不動産を売却するとしないのと違い

最も大きな違いが不動産を売却するかしないかです。
リースバックは前述したように不動産を売って資金を調達するため、不動産の所有権は売り先の不動産会社などに移ります。
一方でリバースモーゲージは不動産を担保として融資を受けるため、生前の不動産の所有権は自身にある状態です。



毎月の支払いの種類が違う

毎月の支払いの種類が違うことも大きな違いです。リバースモーゲージは融資に応じた利息金額を支払います。
一方でリースバックは賃貸借契約を交わして家に住むため、支払いは家賃です。
したがって、リバースモーゲージのほうが1ヵ月ごとの支払いは安くなる傾向にあります。



リバースモーゲージに向いている人


自宅を残さず老後の人生を楽しみたい人

現在は核家族化が進み、子どもは自立して他の地域に家を構えて、実家で一緒に住むといったケースが少なくなってきています。
そうなると、死後、その家は空き家になってしまうことが多く、そのままにしておくにしても、
処分をするにしても残された家族に大きな負担をかけてしまいます。


子どもたちにかける負担を避け、老後の人生を楽しみたい方や、そうした思いがあるご夫婦に向いているといえます。
また、子どもが複数人いれば、遺産トラブルの原因にもなりかねません。
そのようなトラブルを回避したい方にも向いているといえるでしょう。


住宅ローンの支払いが厳しい人

住宅ローンの支払いが厳しく、負担を減らしたい人にも向いています。
リバースモーゲージで借り換えを行えば、毎月の返済は利息のみになるため、負担は大幅に軽減できます。
借り換えを行うことで住宅ローンの負担を減らして、余裕のある生活をおくることが可能です。


老後資金が不足している人

老後資金の不足を懸念している人にもリバースモーゲージはぴったりです。
生前は売るわけではないので、家の所有権を誰かに移すことがなく資金調達ができるためです。



まとめ


寿命が伸びたことにより、年金や貯蓄だけでは老後の生活資金をまかないきれなくなるともいわれています。
自宅を担保に金融機関から融資を受けるリバースモーゲージは、
老後の生活の資金調達の方法として非常に有効な手段だといえるでしょう。


ただし、金利上昇や資金の使用目的の制限などがあるため、利用するにはよく理解することが重要です。
将来、子どもには面倒をかけたくないという方や住宅ローンの支払いが厳しいという方、
そして老後資金に不安がある方はリバースモーゲージの利用を検討されてみてはいかがでしょう。



後編は以上です。

リバースモーゲージのメリット・デメリットとは?リースバックと比較して解説!(前半)

┗ 参考:https://dear-reicious-online.jp/archives/1207

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