カテゴリ:不動産の知識 / 投稿日付:2023/02/03 00:00
本ブログでは、マンション経営をする前に知っておきたい情報をお届けします。
1分ほどで読める内容ですので、ノウハウをぜひ身につけてください。
今回のテーマは「私設年金としてのマンション経営が選ばれる理由とは?(前編)」です。
近年、私設年金としてマンション経営が注目を集めています。
今回は、私設年金としてマンション経営が選ばれる理由、マンション経営の始め方やポイントなどを交えてお伝えします。
1.私設年金としてのマンション経営とは?
私設年金とは、個人で任意に選択して加入する年金のことです。
「人生100年時代」といわれるなか、国民年金や厚生年金などの公的年金だけでは、
ゆとりある老後を過ごすのが難しいともいわれています。
そこで、私設年金として注目されているのが「マンション経営」です。
定期的に継続して収入を得られることから、マンション経営は年金と同じ効果があります。
安定的なマンション経営ができれば、家賃収入が不労所得として毎月入ってくるため、老後資金につながります。
2.年金と老後の生活費の現状
「老後に自分がいくら年金をもらえるのか」「老後の生活費はどれくらい必要なのか」不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
この章では、年金がいくらもらえるのか、実際の統計データから老後生活費の現状をお伝えします。
2-1.退職後にもらえる年金はいくら?
厚生労働省が発表する平成30年度の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、
2019年度末の段階で、年金受給者が受け取っている年金受給額の全国平均は次の通りです。
ただし、今後5年ごとの年金制度の見直しにより、年金支給額は減額される可能性があります。
日本の年金財政は厳しい状況にあり、年金が支給される年齢が60歳から65歳に先延ばしにされました。
今後さらに、支給開始年齢を遅らせることが検討されているともいわれています。
2-2.老後の生活費はいくらあれば安心?
生命保険文化センターが2019年度に行った「生活保障に関する調査」の
「老後、夫婦2人で暮らしていく上で月々最低いくら程度必要か」という質問では、
全国平均として「22.1万円」という数字が導き出されました。
この金額を老後に最低限必要な生活費だと想定して考えると、趣味や旅行、外食などを楽しみながら
ゆとりある老後を送るにはさらに資金が必要になるといえるでしょう。
高齢になれば、病気や怪我をすることも増えることが考えられます。
入院・手術等の医療費や介護費用などの生活費以外の出費を考慮すると、経済的に少しでも余裕をもつことが重要だといえます。
3.私設年金としてマンション経営が選ばれる理由
さまざまな投資方法が存在するなか、マンション経営が年金にプラスできる収入源として選ばれる理由はどこにあるのでしょう。
おもに以下の3つの理由が考えられます。
1.家賃収入を年金にプラスできる収入源にするため
2.マンション経営は安定して長期的なリターンが期待できるから
3.病気になっても収入が見込める
3-1.家賃収入を年金にプラスできる収入源にするため
先述した通り、マンション経営では、家賃収入により安定的な収入が期待できます。
老後の生活に潤いを与えるための資金としてだけでなく、余剰金として新たな貯蓄とすることも可能です。
今までのお金を切り崩しながら生活する必要がなくなるため、精神的にも余裕が生まれます。
日本の健康寿命は年々増加傾向にあり、長生きをして貯蓄を使い果たしてしまうことも危惧されています。
マンション経営による収入が得られれば、長生きをしても貯蓄がゼロになる事態に怯える心配はないといえるでしょう。
3-2.マンション経営は安定して長期的なリターンが期待できるから
マンション経営以外にも、株式やFXなどさまざまな種類の投資対象が存在しますが、
マンション経営は他の投資対象と異なり、安定的で長期的なリターンが見込まれる点が特徴的です。
株式やFXは値動きが激しい特性があるため、予想が外れると大きな損をする可能性があります。
また、売買のタイミングを見計らうために値動きを気にする必要性があるうえに、継続的な収入を得られる確証はありません。
反面、マンション経営は入居者が一度入居すると定期収入を得ることが可能です。
立地を気に入ってもらえれば同じ借り手が長期間にわたって住み続けることも珍しくなく、
入居者がいる間は安定的に長期的なリターンを期待できます。
3-3.病気になっても収入が見込める
マンション経営なら、病気になっても不労所得として安定的な収入が見込めます。
年齢を重ねても体力に自信があるお年寄りが増え、「退職後に新しいビジネスを始めたい」
「年金世代になっても働き続けたい」という声が聞かれるようになりました。
しかし、急病で仕事を続けられなくなったり、長時間働けなかったりと、思うように収入につながらない可能性もあります。
その点、マンション経営は身体的・時間的な拘束が不要なため、働けなくなっても収入を得ることが可能です。
老後の健康リスクを軽減させるためにも、マンション経営は最適な投資先といえます。
4.私設年金としてマンション経営の注意点
メリットの多いマンション経営ですが、私設年金としてマンション経営をする際にも、
空室により収入がゼロになる可能性があることに注意する必要があります。
賃貸物件の場合は常に満室で運用ができるとは限りません。
また、築年数の経過とともに建物の老朽化が進むと、定期的なメンテナンスが必要になります。
大規模修繕のための維持管理費用についても、考慮が重要です。
全ての注意点を完全にクリアできるわけではありませんが、以下のような取り組みでリスクを軽減することができます。
・質の高い入居希望者が多い立地を選定する
・空室や家賃滞納があってもキャッシュフローがうまく回るような投資計画を立てる
・維持管理のための修繕費用をしっかり積み立てる
前編は以上になります。
後編では
・私設年金としてのマンション経営のはじめ方
・私設年金としてのマンション経営のポイント
・不労所得を得て豊かな老後を
についてお伝えします。
ディアレイシャスオンライン 私設年金としてのマンション経営が選ばれる理由とは?
┗ 参考:https://dear-reicious-online.jp/archives/1185
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