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資産運用はもはや避けて通れない!?実はみんな意外と投資している!?
カテゴリ:不動産の知識  / 投稿日付:2022/01/28 00:00



日本は、他の国と比較し、

「将来いくら必要になるか」を把握している、

もしくは「必要なお金を確保できる自信があるか」の

質問に​​​対する肯定的な回答の割合が少ない傾向にあります。

 

ただ、これまでのそうした傾向に変化が見られています。

前回調査(2017年)と比較してみると、

肯定的な回答の割合は大きく上昇しています。

 

米国の水準と比較すると低いものの、

「必要なお金を確保できる自信がある」との回答は

前回から倍になっています。

 

NISAやiDeCoの導入など制度面からの後押しや、

投資に関する知識向上に対する取り組みもあり、

日本人の意識が変化してきていることが伺えます。





※東証マネ部調べ(https://money-bu-jpx.com/ )

 

さらに、意識の変化は実際の投資行動にも表れています。


株式など、現金以外の金融資産を保有していると回答した人の割合は53%、

つまり半数以上の人が何らかのリスク資産※を保有していることになります。

 

この割合は米国の49%を上回っています。

なかでも、伝統的なリスク資産である株式を保有している人の割合は、

米国の33%に対し、日本は43%です。

 

ちなみに株式の保有形態でみると、

現物株で保有しているとの回答が62%、

投資信託が40%、ETF(上場投資信託)が14%となっています。



 

一方、米国では現物株44%、投資信託45%、

ETF24%となり、投資信託やETFの割合がやや高いようです。


一般的には日本人は現金の保有を好み、

リスクを避けるイメージ強いので、

意外とも思える結果ではないでしょうか。



 

中身をみてみると、女性よりも男性の方が

リスク資産を保有している割合が高く、

また年齢が高くなるにつれて現金以外の金融資産の保有割合が

高くなる傾向がみられました。

 

※リスク資産はここでは、株式、債券、投資用不動産、

MMF(マネー・マーケット・ファンド)を指します。

 

※東証マネ部調べ(https://money-bu-jpx.com/ )

 

また、興味深いのは、若い年齢層の人たち(25-34歳)の傾向です。

仮想通貨を保有していると回答した人が22%、

つまり5人に1人以上が保有していると回答しています。

 

それ以外に、美術品やワイン、

希少性のある切手・コインなどを保有している割合が

相対的に高い傾向がみられます。



 

若い人は多様な投資対象を視野に入れており、

世代によって投資に対する考え方が異なっているようです。

 

ただ、仮想通貨などは長期の投資や資産形成の対象としては考えにくく、

投資へ一歩踏み出しているものの、何に手をつけてよいかわからず、

値動きの大きさや成功体験を聞いて話題性の高いものに

お金を投じてしまっているのかもしれません。



 

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