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お金の置き場所で変わる将来の豊かさ
カテゴリ:不動産の知識  / 投稿日付:2021/12/17 00:00

「お金をどこに置いているか」と聞かれると、
「お金を貯めていない」「財布の中」「銀行預金」と答える人も少なくありません。


それに加えて株式、投資信託、外貨預金、債券、不動産、
金など多くの資産種類にも分かれます。


「預金」と言っても、「普通預金」や「定期預金」
「積み立て定期預金」「外貨預金」などの商品に分かれ、
選択肢は多岐にわたります。


ここ数年でNISA(少額投資非課税制度)や
iDeCo(個人型確定拠出年金)といった投資優遇制度ができ、
制度と商品の組み合わせが増えて、お金の関わり方も多様になりました。


そういった今だからこそ、 自分でお金の置き場所を
考える必要があるといえるのです。



■お金の置き場所で変わる将来の豊かさ

お金を増やしていくには、「お金の置き場所」をよく考えることが重要です。

まとまったお金があるときに、お金の置き場所として
真っ先に思いつくのは預貯金でしょう。


確かに、普段使うお金を出し入れするのに便利ですし、
使うなというわけではありません。


しかし、預貯金だけではお金は全く増えていきません。

それを示すのが、日本とアメリカの金融資産が
20年間でどれだけ増えたかを表す次のグラフです。




参考:オリックス銀行 https://www.orixbank.co.jp/personal/investment/learn/column/special/20201027_5.html


注目したいのは、面で描かれている
「運用リターンによる家計金融資産」の上昇幅です。

日本は1.2倍であるのに対し、
アメリカは2.32倍と、日米の差は一目瞭然です。


運用リターンが、家計金融資産の伸びに
大きな影響を与えた事がわかります。

このような差が生まれた原因は、お金の置き場所にあります。


日本人は資産の約半分を現金・預金で持っていたのに対して、
アメリカ人は資産の半分を
投資商品(株式・投資信託・債券)で持っていたのです。


預貯金の金利が限りなくゼロに近い現状では、
預貯金だけではお金は増えません。

お金を増やすには、お金を増やせる場所に置くことが必要なのです。




■不動産収入など、給与以外の収入を増やし、手取りを増やす

給与が増えるとそれに伴って税金や社会保険料が増えますが、
副業の収入や不動産収入といった、
給与以外の収入では社会保険料は増えません。

そのため、手取りをその分多くできます。

近ごろは、マンション経営を手掛けるサラリーマンや
公務員が増えています。

マンション経営では、投資用の不動産を購入し、
それを貸すことで家賃収入などの利益が生まれます。


入居者がいれば、毎月決まった収入が安定的に得られます。

また、物件やエリアによっては、値上がりした物件を売ることで
売却益(キャピタルゲイン)を得ることもできます。



このように、お金をどこに置くかで将来の総資産が変わります。

「どこの金融機関」の「どんな商品」で
「どれくらいの期間」運用するかは人それぞれです。


お金を置く場所を決める前にさまざまな観点で比較をしながら、
今後自分がどのようにしたいかを考えていくと、
自分にとっての最適なお金の置き場所が見つかるはずです。


あなたも、これを機にお金の置き場所を考えてみませんか?

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