カテゴリ:不動産の知識 / 投稿日付:2021/11/12 00:00
「働かずに収入を増やしたい」
「老後のための資産形成を行いたい」
そのような願いを持っている人は決して少なくはないと思います。
そこでおすすめしたいのがマンション経営です。
しかし、現実には資産形成をしようとしても
マンション経営はリスクが高いと思い、
始めるタイミングを考えすぎてなかなか踏み切れない人が多いようです。
まず知っておいていただきたいのは、
マンション経営に単純な年齢制限は無いということです。
「若すぎるから不動産投資ができない」
逆に「年齢を重ねすぎているから不動産投資ができない」
と 決まっているわけではありません。
まずは、マンション経営を行う目的を再度見直すことが重要です。
多くの人は、マンション経営に興味・関心を持った理由として
次のような理由を挙げられるかと思います。
・リタイア後の楽しみの為、極力コストや時間をかけずに
安定した収入を作りたい
・なかなか貯金が出来ないから与信を使って資産形成をしたい
・自分に万一があった時、大切な家族を守れる収入源を確保したい
・子供の為に将来困らない資産を残してあげたい
上記の理由は決して「不動産を購入すること」が目的ではありません。
言い換えると、何か達成したい目的や、
今抱えている課題を 解消するために
マンション経営を検討しているということです。
それらの達成のための手段として活用するのが
「不動産」であることを忘れてはいけません。
手段として良いのか・悪いのかの軸で考えるべきであって、
不動産のお買い物にならないように注意しましょう。
また、余分に検討期間を延ばしてしまうことで
時間を無駄にしないことも重要です。
マンション経営は自身の与信だけでなく、時間も投資に回しています。
どういうことかというと、不動産投資は始めた月から家賃収入を得て、
そこからローンを返済し、ローン残債を減らし始めます。
そして、それが「完済に一歩近づいた!」ということも
ひとつのリターンです。
つまり、不動産投資の開始が遅くなればなるほど、
ローンの完済が遠のきます。
遅く始めた場合でも、頭金や繰り上げ返済を
自己資金で多く投入した場合は完済を早められますが、
その場合、第三者の家賃収入で資産形成が出来るという
メリットはあまり享受できません。
マンション経営の検討を開始したら、
「1ヶ月後には取り組むか否かジャッジしよう」
「2ヶ月以内に物件を購入しよう」 など、
ある程度、具体的な目標をもって検討を進めていくと、
決断を先延ばしにせず、
自分に合ったタイミングで始めることができます。
今回は、不動産投資を始めたくても始められない人の特徴と、
そうならないように気を付けるべきポイントを解説しました。
不動産投資に年齢制限は無いけど、
それぞれの年代に合った考え方・やり方に沿う必要性はある
この事実を理解することが、不動産投資の第一歩だと言えそうです。